葛飾北斎筆『諸国名橋奇覧』錦絵大判十一枚組 (かつしか ほくさい しょこくめいきょうきらん) 技 法:手摺木版画 |
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北斎 日本が生んだ世界の巨匠 1999年アメリカの雑誌『LIFE』の「この1000年間に偉大な業績をあげた100人」に日本人としてただ一人選出された「葛飾北斎」。 北斎の偉大な画業のなかでも、もっとも輝いていたのが「為一(いいつ)」と号を改めた文政三年(1820)から天保四年(1833)のいわゆる「為一期」。そのなかでも天保のはじめごろ(1830-1834)に『冨嶽三十六景』をはじめとした北斎を代表する錦絵(多色刷り浮世絵)の揃物の傑作を次々と生み出しました。 諸国の名瀑を八図すべて異なる水の描法で表現して見せた『諸国滝廻り』。橋の構造や奇抜さに注目し、さまざまな角度で諸国の橋を描いた『諸国名橋奇覧』。いずれも『冨嶽三十六景』と相前後して描かれ出版された傑作として知られています。この三シリーズ物に共通するのが版元の永寿堂・西村屋与八。当時の有力地本問屋で、『冨嶽三十六景』制作を企画したとも言われています。ともあれ永寿堂とのコンビで北斎は浮世絵版画史上に残る名作群を生み出しました。 |
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日本が誇る浮世絵版画の伝統を現代につたえるアダチ版画の復刻木版画
《この復刻浮世絵木版画の特長》 |
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