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第2回小林愚童木彫わらべ

会期:2006年4月10日(月)-13日(木)
会場:毎日アート出版画廊
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-7-16 1F
画廊直通 03(3233)7383

平成16年に続く当社では2回目となる木彫展
無垢なわらべたちの姿を木に刻み続けている愚童さんの作品を見ていると、「守拙」という禅の言葉を思い出します。人間である事の原点を見つめ、初心を忘れぬ事、それを体現する子供たちには光のようなものが存在しています。新作を中心に40余点が発表されます。

「いねむり鬼っ子」
 楠 高23.5cm
わらべたちの 無垢な姿に魅せられて 木に刻み土にあそぶ
ときに鑿(のみ)の手を休めて 独り言を書きとめる
思うは わらべにほど遠い自身の凡愚
一途に生きることは なかなかに難しいけれど 坐して木に土にまた紙に 戯れながら果てたいと念じつつ
                                    愚童
「蓮華童子」木曽檜 高20cm
「金太郎」楠 高23.5cm
「お姉さん」楠 高22cm
小林愚童 略歴
昭和14年 岐阜県(飛騨)に生まれる。
昭和35年 木彫の制作を始める
昭和45年 わらべ像の制作を終生のテーマと定める
昭和50年 岐阜県美術展へ胸像を初出品・秀作賞受賞
      以後、個展を主に発表
昭和55年 石川県珠洲市名誉市民の胸像制作、以後肖像胸像多数制作
昭和56年 岐阜県伝統工芸展に招かれる(岐阜高島屋・同第2回'83年)
      高山市の街角モニュメントにわらべ像二体をデザイン(同'88年)
平成 9年 陶彫によるわらべ像の制作を始める。
松屋百貨店(東京銀座本店)、東急(東京渋谷東横店)、三越(名古屋栄店)、高島屋(京都)、阪急(大阪うめだ本店)、名古屋ヤマハギャラリー、松本信濃ギャラリー、毎日アート出版画廊他にて個展
童謡より「赤とんぼ」 楠 高30cm
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【毎日アート出版画廊】 東京都千代田区神田小川町3-7-16 電話03(3233)7392