松本正雄個展
 ガラス作家・松本正雄さんの当画廊では7度目となる個展です。サンドブラスト(※1)というガラスの加飾技法を駆使した松本さんの作品は、当社での初期の個展では「ガラスに咲く花」という副題が付いていたように花をモチーフにした作品が中心でした。近年の制作ではアップリケ(※2)の技法を加えて、より自在で個性的な表現の作品が増えてきています。

私はガレやドームの技法を踏襲しています。でも“こころ”は違うと思っています。
色彩も より鮮やかに、黒っぽくならないように心がけています。

 -
松本正雄


 今回の個展では蓋の付いた器、ランプ、飾り壺、酒器など35点の新作が展覧されます。 

松本正雄先生のホームページはこちら
 http://www.geocities.jp/theglassmoon/

※1 19世紀後半に開発された加飾技法。何層かの色被せガラスの表面にゴムや膠を塗り、模様になる部分をはがし、金剛砂や鉄粉を高圧の空気で吹きかけて彫り込む。線をきれいに出すことが出来る。
※2 アップリケ…ガラスがまだ熱いうちに、あらかじめ文様の形に準備した色ガラスを部分的に貼付する技法。さらに細部を削りだし凹凸を付ける。彫刻的な表現が出来る。

2005年10月3日(月)ー6日(木)
開廊時間AM11:00-PM6:00(最終日午後4時まで)
会期中無休
入場無料
「鉄線鶴首」高27.5x径9.5cm
「秋桜デキャンタ」高22x径18cm
「晩秋」高11.2x径17.5cm
「蜻蛉」高19.5x径16cm
松本正雄略歴

1943年 石川県に生まれる
1965年 福井大学卒業
1983年 独学でガラス工芸(パート・ド・ヴェール)を始める
1986年 国際ガラス工芸展出品(金沢、'88)サンドブラスト技法を始める
1988年 日本橋高島屋にて個展(以後毎年)
1990年 日本伝統工芸展、関西ガラスアート展入選
1991年 日本伝統工芸展近畿店出品、個展(大丸梅田店、新高輪プリンスホテル)
1992年 個展(ギャラリー毎日)
1993年 個展(ギャラリー毎日)、北沢美術館作品買い取り
1994年 日本現代ガラス展出品、個展(東武池袋店)
1995年 日本サンドブラストガラス工芸協会展、個展(ギャラリー毎日)
1996年 個展(大丸神戸店、東武池袋店、高島屋新宿店)
1997年 個展(大丸神戸店、東武池袋店)
1998年 個展(大丸神戸店、京都店、東武池袋店、港北東急、毎日アート出版)
1999年 個展(東武池袋店、高島屋玉川店、トキハ大分店、松坂屋高槻店)
2000年 個展(玉屋小倉店、阪神百貨店、毎日アート出版)
2001年 個展(東武、小倉玉屋、高島屋東京店、大丸京都・神戸・心斎橋店他)
  松本正雄・山下伸一二人展(渋谷東急本店)
2002年 個展(広島天満屋、高島屋東京店、阪神丸栄本店、大丸心斎橋店、毎日アート出版他)
2003年 個展(青森松木屋、新潟三越、大丸京都店、高島屋東京店、丸栄名古屋店他)
2004年 個展(東急本店、ギャラリー八十川、西宮市民会館講演会、阪神百貨店他)
2005年 個展(大丸京都店、高島屋東京店、佐世保玉屋他)
現  在 無所属
これまで(2000年8月以降)ここに掲載された展覧会です。