横山大観 海山十題「霊峰四趣・春」〈軸装〉
[ 限定200 部]

【仕様・体裁】
●版式技法:ピエゾグラフ
  シルクスクリーン絹本彩色 
●画面寸法:55.8cm ×横81.5cm
●軸寸法:縦165cm ×横102.4cm
●軸装:三段本表装仕立 
●天地:正絹 上遠州変わり
  地宝冠牡丹 
●中廻し:正絹 朱子地唐花 
●一文字・風帯:正絹 合金二重
  蔓牡丹花
●軸先:新象牙 
●箱:柾目桐印龍箱 
●原画所蔵:茨城近代美術館 
●発行:日本美術出版
税込価格350,000円


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横山大観 海山十題「霊峰四趣・春」〈額装〉
)[ 限定200 部]

【仕様・体裁】
●版式技法:ピエゾグラフ シルク
 スクリーン 紙本彩色
 (版画用紙かきた)
●画面寸法:55.8cm ×横81.5cm
●額寸法:縦78.0cm ×横103.7cm
●装幀:高級木製額金泥仕立 
●マット:銀泥塗装仕立・アクリル入り●箱:黄袋・布張帙付 
●原画所蔵:茨城近代美術館 
●発行:日本美術出版

税込価格350,000円


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富士山   信仰の対象と芸術の源泉   
 遙かに富士を望む。楚々として精純に咲きほこる山桜。 背のびして富士を眺めているような赤松に、春霞がたなびいている。 残雪なお豊かな富士は天空に浮いている。春爛漫といった暖かい雰囲気の富士だ。


日本の象徴/富士山。その富士を描かせては比類のない横山大観。 富士といえば大観、大観といえば富士、というほどに富士山は大観の名を高らしめたモチーフです。 どの作品も霊峰にふさわしい高い品格をそなえているからこその評価でありましょう。 昭和15 年、皇紀2600 年および自らの画業50 周年を記念し、大観は「海山十題」を発表。好評を博しました。 日本人の愛する四季の移り変わりの中で、変幻自在に姿を変えつつも、 微動だにしない富士の存在感を見事に描ききった大観72 歳の名作が「霊峰四趣・春」にございます。

横山大観 (よこやま たいかん) 明治1年―昭和33年(文化勲章受章)
1868 年、茨木県水戸市に生まれる。東京美術学校の第一期生として入学。校長の岡倉天心 を、生涯の師とする。卒業後は、天心の美術運動の代表的作家として知られる。天心、菱 田春草らとともに、日本美術院を創立し、不動の地位を築く。1937 年、第一回文化勲章受 章。1953 年『霊峰飛鶴』制作。戦後は、日本の自然を主題とした精神性あふれる作品を制 作する。1958 年上野の自宅にて永眠。

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