奉祝 天皇皇后両陛下御結婚五十周年記念
「桐白樺鳳凰文碗皿対」
禁裏御用窯元・宮内庁御用達 十五代 辻常陸 作

◇寸法 碗:高6.5x径9.5cm 皿:径15.2cm 
 ※一点一点手作りのため写真と多少異なる場合があります。
  あらかじめご了承願います。

◇桐箱入り(辻常陸先生直筆箱書き落款印入り)
◇製作数:200組  
セット税込価格:199,500円

おかげさまで当社予約販売数50組が完売となりました。(09/2/19)
総制作200組のうち30組を追加で予約確保しました。(09/2/20)
追加分も含めた80組すべて完売致しました。ありがとうございました。


昭和三十四年四月十日、皇太子明仁親王「日本の今上天皇陛下」が、正田美智子「今上天皇の皇后」さまとご結婚されました。「世紀のロマンス」といわれ語り継がれた華麗なるご成婚から本年で五十年、金婚式を迎えられます。また第百二十五代天皇陛下に即位されてから二十年をお迎えになられ、誠にめでたくお喜び申し上げる次第です。
このたび、三百五十年の昔より代々皇室御料器の御用窯としてご用命を賜る辻常陸先生に、天皇皇后両陛下のご結婚五十周年を記念した一対の碗皿を制作して頂きました。
吉祥の兆しとして現れるという鳳凰は、鳳(雄)と凰(雌)の夫婦として愛情の象徴でもあります。その鳳と凰をモチーフとし、今上天皇のお印である榮(えい、桐の別名)と美智子皇后のお印白樺をそれぞれの碗皿の紋様としました。
このまたとない佳節に皇室御用達の特別記念の作品を、ご家宝として末永く御愛蔵して頂きたくご案内申し上げます。  
天皇陛下のお印「榮」 美智子皇后のお印「白樺」
瑞雲を背景に舞う鳳凰は染付で描かれ、尾の外郭を金でふちどっています。今上天皇のお印である榮(桐)は、鳳凰が唯一とまるとされる高貴な樹で、その紋様を染付で皿に描き、碗と同じく金で縁を仕上げています。  華やかな染錦で描かれた鳳凰は、尾の部分をプラチナで線描し、落ち着いた気品に仕上げられています。皇后陛下美智子さまのお印である白樺の花が描かれていますが、尾状に垂れ下がっているのが雄花で短く穂をつけているのが雌花です。 

製作にあたって
 この度、今上天皇皇后両陛下がご結婚五十周年(金婚式)をお迎えになられますことは誠に慶ばしいかぎりでございます。
 私ごとで恐縮ですが十五代を襲名いたしました年に記念作品を発表出来ることは、この上ない喜びと共に四百年の歴史を誇る辻家にとっても名誉でございます。
 天皇皇后両陛下のご健康とご多幸をお祈りいたし皇室御用窯にふさわしい品格ある作品になったと自負いたしております。 
十五代 辻常陸
○皇室御用窯十五代 
辻常陸(つじ ひたち)陶歴
昭和14年 佐賀県有田町に生まれる
      父・十四代辻常陸に師事
      宮殿春飾盆器製作
      全国有名百貨店にて個展
平成20年 十五代辻常陸襲名
      全国有名百貨店にて襲名披露展 
○辻家の系譜
我が国の白磁発祥の地、有田に於いて四百年の歴史と卓越した技術を持つ辻家は、百十二代霊元天皇(1663年)の御代より代々皇室御料器の御用命を賜り、磁器御料器では我が国初の皇室御用窯元です。 

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