慶祝 天皇陛下御即位二十周年記念
 
錦菊唐花鳳凰文 弥栄寿 ボンボニエール
            
宮内庁御用達 辻常陸(つじ ひたち) 謹製
 本年11月12日、天皇陛下御在位20年記念式典が内閣の主催により執り行われます。御即位から20周年に高らかな慶祝の意を捧げる記念として弥栄寿ボンボニエールを宮内庁御用達15代辻常陸先生監修の下に製作いたしました。
またとない奉祝の機会に是非ご愛蔵いただきたくご案内申し上げます。

天皇陛下御即位二十周年記念
染錦菊唐花鳳凰文 
弥栄寿 ボンボニエール
宮内庁御用達 辻常陸 謹製

天地 5.5cm 左右10cm 
桐箱入り(辻常陸先生直筆箱書き落款印入り)
 

完売

ボンボニエール
明治の中頃から皇室では慶事や国家的行事の引き出物として、ボンボニエールと呼ばれる菓子器を参席者に贈ってきました。ボンボニエールとは、フランス語でボンボン(キャンディーなどの砂糖菓子)を入れる小箱の事で、子供の誕生のお祝いや結婚式などにつかわれて来ました。日本では古来より慶びの思い出に引き出物を贈る習慣があり、西洋との交流が盛んになった明治以後、皇室の慶事の記念の引き出物として用いられるようになりました。 
 本年は天皇、皇后両陛下の御結婚五十周年と天皇陛下御即位二十周年を迎えられ国民にとって等しくご慶事奉祝の年であります。
 父(十四代)が御即位の大礼に際し祝宴の儀記念の御料器のご下命を賜り、謹んで献納、御喜納賜りました。
 二代に亘り御即位記念作品を製作する事はこの上ない喜びと名誉なことでございます。プレッシャーにはなりましたが天皇皇后両陛下の永遠の幸福と皇室の弥栄を祈念して製作いたしました。父にも勝るとも劣らぬ作品になったと自負いたしております。幾久しくご愛用いただきますようご案内申し上げます。

十五代 辻常陸
   

○皇室御用窯 十五代 辻常陸 陶歴
昭和14年 佐賀県有田町に生まれる
父・十四代辻常陸に師事 宮殿春飾盆器製作
全国有名百貨店にて個展
平成21年 十五代辻常陸襲名 全国有名百貨店にて襲名披露展
○辻家の系譜
我が国の白磁発祥の地、有田に於いて四百年の歴史と卓越した技術を持つ辻家は、百十二代霊元天皇(1663年)の御代より代々皇室御料器の御用命を賜り、磁器御料器では我が国初の皇室御用窯元です。  
中央に金彩で菊の文様、その菊花をとりまくように鳳凰と唐花の瑞祥文が染付で描かれています。ボンボニエールの蓋を返すと今上天皇のお印である榮(桐)の文様があしらわれています。 

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