クロード・モネ特集
没後から80年。今もなお世界中の人々に愛される印象派の巨匠、クロード・モネ。
現在、国立新美術館で開催中の「モネ大回顧展」でも連日多くの人が詰めかけています。

モネの代表作とともに、その魅力に近づいてみましょう。

なおここで紹介する作品は、すべて複製リトグラフ(石版画)で、お求めになることが出来ます。

 印象派の巨匠として知られるクロード・モネ(1840-1926)は、日本人にもっとも愛された画家といえるでしょう。ライフワークとなった日本庭園を描いた「睡蓮」の連作、「積みわら」や「ルーアン大聖堂」、印象派の語源となった「印象 - 日の出」など傑作をあげると枚挙にいとまがありません。光が生み出す美をとらえるための徹底した戸外での制作は、3メートルを越す大作でさえ庭にキャンバスを立てて描いたほどでした。


印象派誕生のきっかけとなった歴史的名作
「印象-日の出」1872-3年作
 朝靄のなかにたち昇る太陽とル・アーブル港。移ろいゆく光を描いたクロード・モネの傑作「印象ー日の出」は、印象派の名の由来となったことであまりにも有名です。
 1874年、パリ。当時の美術界の中心であったサロン(官展)に不満をいだいていた若手作家たちによる展覧会が開催されました。出品者はモネ、セザンヌ、ルノアール、ドガ、ピサロなど、まったくといっていいほど無名だった彼らの作風を揶揄して、批評家がつけたあだ名が「印象派たちの展覧会」。後に第1回印象派展と呼ばれる展覧会です。もちろんモネの作品名からとられたものです。
 果たして「印象派」という素晴らしい名称が生まれなくても、現在と全く同等の評価を受けたかどうかを考えると、モネのこの歴史的名作の存在がその後の美術史を塗りかえたといっても過言ではないかも知れません。
「印象 - 日の出」複製リトグラフ
 
原作:1872-3年作 油彩 48x63cm
    
パリ・マルモッタン美術館所蔵 
 技法:石版画 16版16色摺り
 制作:デジョベール工房(Atelier d'art Desjobert)
 制作者(クロミスト):アンドレ・サラー(A.Seller)
 用紙:BFKリブ紙  限定:150部  

 
限定番号、クロミストサイン入り
 画寸:46x59cm  額寸:約73x85cm
172,800円(額付・税込)
※お届けまで約1週間頂戴いたします。


よく見ると不思議な傑作
「ひなげし」1873年作
 この作品は1873年の作品で、「印象 - 日の出」とともに1回印象派展で発表された作品です。
 モネが当時住んでいたアルジャントゥイユ近くの丘を描いています。画面を大きく横切って咲き乱れる赤いひなげしの花々、モデルは妻のカミーユと愛息のジャン。面白いのが時間の経過をひとつの画面のなかにおさめたように、丘の上と下にカミーユとジャンがそれぞれ2度描かれています。モネの画風が確立されたのはこの頃で、もっとも幸福な時代といわれています。
「ひなげし」複製リトグラフ
 原作:1873年作 油彩 50x65cm 
    パリ・オルセー美術館所蔵
 技法;石版画 14版14色摺り
 制作工房:アトリエ・パリ工房
 監修:ジェラール・ドゥ・フランコニー
 用紙:BFKリブ紙  限定:200
 限定番号、工房エンボス入り
 画寸 45.5x58cm 額寸 73x84cm 
172,800円(額付・税込)
※お届けまで約1週間頂戴いたします。

光あふれるアルジャントゥイユ
「アルジャントゥイユの橋」1874年作
 アルジャントゥイユは1871年から数年間、モネが生活したパリ近郊の町です。セーヌ川沿いのこの町は、パリ市民が憩いの場として訪れ、優雅に舟遊びを楽しんだり、川沿いのカフェやレストランで談笑する人々でにぎわっていました。
 モネはこの橋をモチーフに数点の作品を残していますが、この作品ではモネらしい不思議な静寂に包まれたひとときが見事に描かれています。
限定番号と工房エンボス 監修者エンボス
172,800円(額付・税込)
※お届けまで約1週間頂戴いたします。
「アルジャントゥイユの橋」複製リトグラフ
 原作:1874年作 油彩 60.5x80cm 
    パリ・オルセー美術館所蔵
 技法:石版画 12版12色摺り
 制作工房:パリ・アールリト
 監修:ジェラール・ドゥ・フランコニー
 限定250部  用紙:BFKリーブ紙
 画寸:47x63.5cm  額寸:73.5x88cm
 限定番号、工房エンボス、監修者エンボス入り 

TVコマーシャルでも知られる名作
「睡蓮の池 緑のシンフォニー」1899年作
 1890年代初頭、モネはジヴェルニーの自宅近くの土地を購入、徐々に水の庭園を作り上げていきました。そこには広重の浮世絵『亀戸天神境内』に見られるような太鼓橋や、自然を生かした日本庭園の影響が随所にみられます。その後、池に睡蓮が植えられ99年頃からモネは「睡蓮」の連作を描き始めるのです。パリ・オルセー美術館所蔵の「睡蓮の池 緑のシンフォニー」は、その1899年の作品で、それから晩年まで続く「睡蓮」の連作の初期を代表する作品です。
工房エンボスと限定番号 クロミスト署名
「睡蓮の池 緑のシンフォニー」複製リトグラフ
 原作:1899年作 油彩 89x 93cm
    パリ・オルセー美術館所蔵
 技法:石版画 17版23色摺り
 制作工房:パリ・アールリト
 制作者(クロミスト):Barbara ZIEMIOWSKA
 用紙:BFKリブ紙  限定数:250
 画寸:51.5 x 53.0 cm  額寸法 78.3x78.3 cm
 限定番号、工房エンボス、クロミスト サイン入り
194,400円(額付・税込)
※お届けまで約1週間頂戴いたします。

クロード・モネ略年譜 Claude MONET

1840年 パリに生まれる。
1845年 この頃ル・アーブルに移る
1856年 オシャールにデッサンを学ぶ。
1858年 ブーダンのすすめにより戸外における制作を始める。
1859年 アカデミー・シュイスに学び、セザンヌ、ピサロに会う。
1862年 シャルル・グレールのアトリエでルノワール、シスレー、バジールに会う。
1865年 サロンに風景画2点を出品、「セーヌ河口・オンフルール」等が入選。
1866年 「カミーユ、緑の衣装」をサロンに出品、好評を得る。
1869年 ルノワールとサン・ミシェルに住み、「ラ・グルヌイエール」を制作。
1871年 オランダ旅行中に日本の版画を買う。
1872年 
「印象 - 日の出」を制作
1873年 
「ひなげし」を制作
1874年 第1回印象派展に「印象・日の出」「ひなげし」他12点を出品。印象派の語源となる。「アルジャントゥイユの橋」制作。
     以後、76、77、79、82年に出品。
1883年 ジヴェルニーに移り、没するまでここに住む。
1889年 プチイ画席でロダンと合同展を開催し好評を得る。
1890年 「ポプラ」、「積みわら」の連作開始。
1892年 「ルーアンの大聖堂」の連作開始。
1899年 庭の睡蓮を描き始める。
「睡蓮の池 緑のシンフォニー」制作。
1916年 オランジュリーの「睡蓮」の壁画連作に着手。
1921年 デュラン・リュエル画廊で回顧展。
     「睡蓮」の壁画を国家に寄贈。
1926年 ジヴェルニーで死去。満86歳。 

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