没後から80年。今もなお世界中の人々に愛される印象派の巨匠、クロード・モネ。
現在、国立新美術館で開催中の「モネ大回顧展」でも連日多くの人が詰めかけています。
モネの代表作とともに、その魅力に近づいてみましょう。
なおここで紹介する作品は、すべて複製リトグラフ(石版画)で、お求めになることが出来ます。
印象派の巨匠として知られるクロード・モネ(1840-1926)は、日本人にもっとも愛された画家といえるでしょう。ライフワークとなった日本庭園を描いた「睡蓮」の連作、「積みわら」や「ルーアン大聖堂」、印象派の語源となった「印象 - 日の出」など傑作をあげると枚挙にいとまがありません。光が生み出す美をとらえるための徹底した戸外での制作は、3メートルを越す大作でさえ庭にキャンバスを立てて描いたほどでした。
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